決算書はどう読むべきか?
次の理由により「お金の動きを読むこと」が肝要です。
①資金繰り
会社の資金繰りは損益計算書ではなく、貸借対照表で読みます。
売上も利益も伸びているのにお金が減っているとすれば、その原因は難しい分析をしなくても、一定の手順に従って貸借対照表を読めば判明します。
②銀行交渉
銀行の担当者が見ているのは、お金の動きです。
何故なら、貸借対照表に記載されている現預金は残高証明書と一致するため、粉飾できないからです。
資金繰りや銀行交渉を上手に行うには、貸借対照表からお金の動きを読めるようになる必要があります。