住宅資金非課税贈与の改正

住宅取得資金の非課税贈与の床面積要件も、40㎡以上に緩和されるようです。

令和3年月以降の住宅取得資金贈与の主な改正
・非課税限度額(受贈者一人当たり
消費税10%(新築、業者売り):700→1,000万
消費税なし(中古、個人売り):300→500万
※一定の省エネ住宅については、現行通り、それぞれ500万を加算
・床面積要件
下限を50→40㎡に引き下げ
ただし、合計所得金額要件が1,000万円以下の受贈者に限る
※50㎡以上は、現行通り、2,000万円以下

これら以外の要件は、従来の要件と同じになるようです。
(よって、床面積の上限は現行通り240㎡になります)

なお、この非課税贈与制度は、令和3年12月31日までの贈与で終了になります。
よって、令和4年3月16日以降引渡しの住宅には適用できませんので、ご注意ください。
(贈与の翌年3/15までに引き渡し、との要件があるためです・・・)

※詳細は「令和3年度税制改正大綱/自民党HP」にてご確認ください。

 

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