税金の相談会

相続で悩みの方、本当に多いんですね。

税理士会からの派遣で、区の税金相談会の1日相談員を務めさせていただきました。

事前にはどのような相談があるかを知らされてなかったのですが、終わってみると8割は相続がらみのご相談。

内容は概算税額から遺産分割協議書の記載など様々でして、守秘義務がありますので詳細は秘させていただきますが、このときばかりは珍しく「この年まで修行した甲斐があった」と思いました。
(相続税ペーパードライバー状態だった10年前ならどれだけ対応できたことか・・・)

相続税の基礎控除が下がってからここ数年、申告件数が増えているのは知っておりましたが、相続でお悩みの方は高齢化の影響もあり今後益々増えていくんだろうなぁ、と改めて実感いたしました。

短い相談時間の中でできる限りのアドバイスはさせていただきましたが、果たしてどれだけお役に立てたかは分かりません。
ただ、一貫してお話させていただいたのは「相続を争続にしてはいけない」ということ。

これは「黙って判を付きなさい」という意味では決してありません。

私は「お互いに言いたいことは腹に溜めずに言うべき」との考えでして、そのうえで「お互いに納得のいくまで膝を交えて話をしてください、じっくり時間をかけて、何度でも何回でも」という意味です。
(言いたいことも言わずに変に気を遣って遺産分割協議書に印を付き、15年後に時限爆弾が炸裂して「お家崩壊」ってケースも本当にあるのです・・・)

誠に微力ではありますが、少しでも相続でお悩みの方のお役に立てれば、という思いを新たにさせられた一日でした。

※このブログの読者で相続でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
(こんな感じのオッサンでよければ、まずはじっくりお話をきかせていただきますので・・・)

 

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